灯台の家

灯台の家

広い敷地のど真ん中に四角い平面で三角屋根の形をした灯台のような家を置いた。 周囲は、西側に幹線道路があり、その他は田んぼや畑、見晴らしは良く、すぐ近くの山を臨むことはできる。 灯台の名の通り地域のシンボルとなるような家を目指して設計した。 幹線道路沿いは、シンプルな三角屋根の形に大きな窓を設け、この窓からの灯りが帰ってくる安心感を与えてくれることを期待している。 また、内部のつくりも灯台のようなラセン階段が家の中心にひっそりと添えられている。 このラセン階段のまわりに、パブリックで使える土間スペースやゲストルーム、プライベートなリビング、水廻り、2階には家族それぞれの部屋を無駄なく配置した。 ラセン階段を登ると吹き抜けを通じて1階と繋がっていたり、山を臨むルーフバルコニーへ出ることが出来る。 ラセン階段は、好きな人もいれば嫌いな人もいる登るのが危ないという方もいるのも承知している。 しかし、この家はラセン階段でしか成り立たないし、ここに住まわれる家族には一番の選択だったと思っている。 これからここで育ったお子さま達がここを出ていく日が来るかもしれないが、この家がいつでも帰ってくることのできる灯台のような家になれば幸いである。
スタイル
A-Order
所在地
瀬戸内市
家族構成
夫婦2人+子ども3人
階数
2階
延床面積
110.42㎡