注文住宅の価格で知っておきたい「坪単価」と「本体価格」

注文住宅の価格で知っておきたい「坪単価」と「本体価格」

2023.08.25
家づくりお役立ち情報

注文住宅の価格の中に見られる「坪単価※ただし本体価格」という表現。この「坪単価」は実際の家の建築費用ではないので注意が必要です。この「坪単価」だけを見て予算を立てると、予期せぬ出費になることも。そこで今回は、坪単価の意味と、そこに含まれていない費用について解説します。

坪単価とは

住宅の価格は土地の状況や建物のタイプによって異なります。しかし、価格の目安を知らずに住宅会社を比較するのは難しいものです。そこで多くの住宅会社では、建物の価格が変動する要素を取り除いた、「建物」だけの価格である「本体価格」を提示しています。言い換えれば、坪単価は「実際に建つ家」の価格を坪数で割ったものではなく、「建物」だけの価格を坪数で割ったものなのです。

本体価格に含まれない費用

では、坪単価(本体価格)に含まれていない費用とは何でしょうか?

絶対に必要ながらも本体価格に含まれない費用として、「給排水工事費用」「ガス配管工事費用」「屋外の電気工事費用」などが挙げられます。また、土地の状況によっては「基礎工事」や「地盤改良工事」が必要となる場合もありますが、これらも本体価格に含まれないことがあるので注意が必要です。通常、これらの費用も加えると、本体価格の20~30%の費用が追加で必要となります。坪単価を見る際にはこうした点に注意しましょう。

まとめ

本体価格に含まれる内容は住宅会社によって異なります。坪単価だけで判断せず、本体価格に含まれる内容をしっかり確認することが大切です。もし分からないことや不安なことがあれば、住宅の専門家に相談してみることをおすすめします。

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