家事の効率アップにも!「回遊動線」のメリットとデメリット

家事の効率アップにも!「回遊動線」のメリットとデメリット

2023.03.22
家づくりお役立ち情報

暮らしやすい間取りを考える時に重要なのが「動線」です。動線は家事の効率を上げたり、忙しい朝の準備をスムーズに行ったりする上でポイントになります。そこで近年人気が高まっているのが「回遊動線」。家の中に行き止まりがないため、ぐるりと回ることができる間取りです。今回は、回遊動線の間取りのメリットとデメリットをご紹介します。

家の中をスムーズに移動できる

回遊動線は、家の中をスムーズに行き来できることが大きなメリット。各部屋へのアクセスルートが増えるので、最短ルートで移動することが可能です。買い物から帰ってきて玄関から直接キッチンへ行ったり、キッチンにいながらリビングで遊ぶ子供たちの様子を見たりできます。また、災害時の避難ルートを確保しやすいので、安全面でもメリットが。家の中に行き止まりがない分、開放感を感じられるのも嬉しいポイントです。

狭小住宅は工夫が必要

回遊動線を取り入れることで通路が増えるため、その分のスペースが必要になります。本来なら収納スペースにできたところを通路にしなければならないので、その点はデメリットと言えます。狭小住宅の場合は、家具の配置にも工夫しなければなりません。

また、回遊動線は家族同士でコミュニケーションが取りやすいものの、プライバシーを確保しにくいという面もあります。お子さんが大きくなった時に、一人の空間が欲しいと感じるかもしれません。

回遊動線で快適な生活を

家の中をスムーズに移動できる回遊動線は、家事の効率をアップさせ、生活を便利にします。特に、平家造りなど広い家の場合は、メリットをより実感できるでしょう。

「動線をしっかり考えた家づくりをしたい」という方は、ぜひ有本建設へご相談ください。ご家族のライフスタイルに合わせてご提案いたします。