静かで快適な家づくりの秘訣!「窓」の防音性

静かで快適な家づくりの秘訣!「窓」の防音性

2023.04.16
家づくりお役立ち情報

人間は「音」に非常に敏感です。道路を走る車やバイクの騒音で、睡眠を妨げられたり目が覚めたりした経験はありませんか?また、近所のペットの鳴き声や楽器の音など、周囲から発せられる音に敏感な人もいます。一方で、自分が発する生活音も他人にとっては騒音となる場合もあります。騒音トラブルの加害者にならないためにも、家の防音について知識を深めることが大切です。

まずは窓の防音から

家の防音を考える上で最も重要なのは「窓」です。 家の防音性を向上させるには、まずは窓の防音性を考えましょう。なぜなら窓は室内外をつなぐ場所であり、壁よりも薄く音を通しやすいからです。また、窓枠に使用される材料によっては隙間が多いものもあり、そこから音が出入りしてしまいます。

窓の防音性を左右する要素は?

窓の防音性は、使用されているガラスの厚さや枚数によって異なります。ガラスの種類には「単版ガラス」「複層ガラス」「異厚複層ガラス」などがあり、それぞれの特徴や違いを理解しておくとよいでしょう。例えば、複層ガラスは、間に空気層が存在することでより高い防音性を持ちます。また、音の高低や波長によっても適したガラスは変わってきます。窓の防音性を向上させるには、適切なガラスを選ぶことが欠かせません。

サッシの防音性を高める

一般的なアルミサッシは隙間が生じやすいため、防音性において優れているとは言えません。気密性や断熱性に優れた樹脂製のサッシも存在しますが、アルミサッシと比べると強度が劣るというデメリットがあります。最近では、アルミサッシと同じくらいまで強度を高めつつ、気密性と断熱性にも優れたサッシが開発されているため、専門業者に相談してみることをおすすめします。

防音性を上げると気密性も上がる

家の防音性を向上させるには、気密性の向上が必要不可欠です。気密性を高めると、家の内外をつなぐ空気の流れが少なくなり、外部からの騒音を遮断することができるのです。そのためには、建材同士の隙間を少なくすることはもちろん、窓や換気扇、給気口など、外部に面したあらゆる部分を工夫する必要があります。高い気密性を持つ家は防音性が高く、冷暖房効率もよくなり、住み心地も向上しますよ。

また、住宅密集地域では、外部からの騒音だけではなく家の中から漏れる音にも配慮が必要です家の防音性を向上させることで、ご近所トラブルを回避しましょう。

静かで快適な住環境を求めるなら、プロに相談することをおすすめします。

有本建設では、お客様のご要望に合わせたプランの提案や、建築に関するさまざまな相談を承っております。ぜひお気軽にご相談ください。