雨音が響きやすい家とは?設計前に知っておきたいポイント3つ

雨音が響きやすい家とは?設計前に知っておきたいポイント3つ

2023.08.04
家づくりお役立ち情報

雨音が気になる?

室内で雨音を聞くことを趣深いと感じる人もいれば、雨の匂いや湿気た空気などを好まないという人もいますよね。雨の日を楽しむ方がいらっしゃる一方で、雨をストレスに感じられる方も少なくありません。特に激しい雨音は、睡眠に悪影響を及ぼすこともあります。

実は、雨音の大きさや響きは、その家の造りや形状によっても変わってきます。今回は、家の中で雨音が大きく聞こえる原因をご紹介します。

雨音がうるさい原因と対策3つ

屋根の材質

雨音の主な原因は、雨が屋根にぶつかって家の中に響く音です。特に金属性のガルバリウム鋼板の屋根などは雨滴が当たると高音が響くことがあります。ガルバリウム鋼板はお手入れが簡単でメンテナンス性に優れ、スッキリとしたデザインでモダンな家を好む人に人気の素材です。しかし、雨音の面では注意が必要です。屋根を選ぶ際には、防音加工の施されたものを選ぶとよいでしょう。

窓枠に雨が当たる

アルミサッシなどの窓枠に雨粒が当たって雨音が発生することもあります。特に近年では軒のない家や軒を短くした家が流行しており、窓枠が雨風にさらされやすくなっています。その結果、雨が直接窓枠に当たりやすく、雨音が余計に響きやすくなっていると言えます。ただし、軒のない家を選ぶこと自体は決して悪い選択ではありません。軒のない家のデメリットも考慮しつつ、デザイン性と機能性を両立させた家の設計を行いましょう。

シャッターに当たる

ガレージシャッターや窓ガラスを守るシャッターなども、雨音が響く原因の一つです。特に防音効果のないシャッターの場合は音が響きやすくなります。シャッターの取り付け場所を考慮することや防音効果のあるシャッターを選ぶことで、雨音を軽減することができます。

快適なマイホームを実現するために

意外と見落としがちな雨音の響き。家を建てた後では対策が難しいため、設計段階で注意しておく必要があります。しかし、何に気をつければよいのかわからないことも多いですよね。そんなときは家づくりのプロに相談しましょう。

有本建設ではお客様のご要望を最大限取り入れた家づくりを、経験豊富なスタッフが実現いたします。ぜひお問い合わせください。